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12.9インチiPad ProユーザがSurfaceを我慢すべき理由

12.9インチiPad Proのソフトウェアキーボード

12.9インチiPad Proユーザならば、Surfaceを我慢すべきなのです。

理由は必要ありません。12.9インチiPad Proへの「愛」が全てです。

「パンがないならお菓子を食べれば良いじゃない」は、フランス王妃のマリーアントワネットが発言したと広められています。しかし12.9インチの巨大iPad Proユーザたる我々は、iPad Proを手放してSurface Go 2を入手すべきではないのです。

ともかく落ち着きましょう。そして「個人用にMicrosoft Surface欲しい病」を鎮めることにしましょう。

Cloud版Windows

まずウワサ段階ですけれども、何でもクラウド版Windows PCとやらの開発が進んでいるとのことです。

あくまでウワサに過ぎません。しかし過去にMicrosoftが苦境に陥ったのは、AppleのmacOS/Mac OS X搭載のMacシリーズが売れ行き好調だった為ではありません。

MicrosoftがWindows Phoneを開発したように、スマホ、タブレット、そしてGoogleのChrome Bookの販売台数が伸びて、Windows PCの売れ行きが落ち込む可能性がありました。だからSurface Go 2が製品化されている訳ですが、Cloud PCの可能性は否定できません。

上記のように、ゲーム端末のウワサも出ています。そうでなくても軽量版Windows PCということであれば、いろいろな選択肢があります。

また富士通からも600g台の超軽量PCが販売されています。一時の感情に流されて物欲に負けると、後で後悔するような事態が生じるかもしれません。

戦力(予算)は限定されています。そして私には、Mikanお嬢様の育児用に購入したMacbook Pro Mid 2009が現役メインマシンとして存在します。

「愛」はMacbook Proの2.04kgを軽く感じさせる … いずれにせよ、滅多にWindows環境が必要でないのであれば、必要時だけMacbook Proを持ち歩くのがベストでしょう。メインマシンだから、必要な環境はバッチリです。メモリは8GBあるし、ディスク容量は2倍の256GBもあります。

Mikan
Mikan
「愛」って、iPad Proへの愛だよね?

ブラインドタッチ可能

先の記事では12.9インチiPad Proが巨大過ぎるために、電車の中で使いにくいのだと原因究明しました。

しかし私の場合には、12.9インチiPad Proならばブラインドタッチ可能です。ちょうどキーボードの大きさが、標準キーボードと同じなのです。

たしかに画面上にキーボードが表示されていると、iPadの特長である大画面をフル活用することは不可能です。しかし他人から覗き込まれることは無くなるし、それなりに表示領域を確保できています。

何よりオンスクリーンキーボードであれば、キーボード上で二本指を動かすことによって「マウス操作」が可能です。

私よりも先行して、この12.9インチiPad Proのオンスクリーン・キーボードを、電車の中で使っている同志も存在するとのことです。

Microsoft Office不要

もちろんPowerPoint資料の作成は無理ですけど、そもそも電車の中で資料作成することは稀でしょう。Microsoft Excelにしても同様です。

Microsoft Wordは回避できないかもしれませんけど、その時は12.9インチiPad Proを縦向きにして、親指だけでキー操作するという操作方法も可能です。

(そういやMicrosoft Officeも、同様に縦向きでチェックする程度は可能でしょう)

またOneDrive&テキストエディタが使いにくいのであれば、今まで通り自宅Windows環境にメール送信すれば良い訳です。

そしてiCloudやDropboxという方法も考えられます。それに電車の中では操作が面倒でも、自宅や会社(どちらも最近では “職場” ですね) ならばBluetoothマウスも利用可能です。

そうやって考えれば、わざわざ個人用にまでSurfaceを入手する必要はないでしょう。

SurfaceはPC

Surfaceはタブレットとしても利用可能だけれども、基本的にWindows PCです。だからこそメインマシンとして利用できて、それが「どこでも利用可能」だから助かるのです。

しかし ….. どこにでも持ち歩くことが出来るけれども、SurfaceがWindows PCであるのは「変えようのない事実」です。

つまり思いついた時に瞬間的に画面を開き、メールチェックしたりWebブラウジングすることは出来ません。たとえ携帯回線に接続可能であっても、Windowsが起動完了するまでに数十秒が必要です。

ハイバネーション(休止状態)にしても同様です。そして私はサスペンド状態は好きではないので、ハイバネーションを使用しているのです。サスペンドを使うくらいならば、常時電源オンの方が安心できます。

しかし常時電源オンしておくほど、頻繁にSurfaceを使う機会は無さそうです。何しろ業務用にSurface Go 2が支給されており、あくまで個人利用に限定されるからです。

繰り返しになりますけど、Surfaceは「タブレットとしても利用可能なPC」です。利点も欠点も、この点に集約されます。

そう考えると、「やっぱり12.9インチiPad Proはタブレット端末」と「愛」が復活して来ます。

併用

12.9インチiPad Proでブラインドタッチ可能な私ですけれども、物理キーボード(AppleのMagic Keyboard)の方が高速タイピング可能なことには変わりありません。

そう考えると、「電車の中でだけiPhone + Apple Magic Keyboard」という選択肢も浮かび上がって来ます。つまりSurfaceを個人用に入手するのではなく、iPhone 12 Pro Maxを購入するのです。

… 何だかiPhone Pro Maxの一括購入価格を考えると、Surface Go 2を購入した方が安上がりのような気もしないでもないです。しかし私たちは、少しでも充実した一生を過ごそうと頑張っているのです。

それにiPhone 12 Pro Maxを追加購入するのであれば、愛しの12.9インチiPad Proを手放さなくても済むということです。

そういえば我が家のお嬢様がファンの少年ジャンプ「呪術廻戦」(マンガ)では、たしかキューティー・ハニーのようなタイプが好ましいという解説もありました。

Mikan
Mikan
余計なことは書かなくて宜しい!

ともかく、大画面表示のメリットを活用し、なおかつ物理キーボードの恩恵に預かりたいのであれば、物理キーボードの時にはiPhone 12 Pro Maxを利用すれば良い訳です。

(そうすれば作成途中の画面を、そのまま維持するという利点も生まれます)

と、いう訳で、何だか自分でも危ない方向に突き進みつつある気もしますけど、iPhone 12 Pro Maxと12.9インチiPad Pro併用という運用案も “アリ” でしょう。

あ、もちろん電話やLINE用のiPhone XS Maxを、従来通り持ち歩くことには変わりありません。

必要なのはノート

東大卒で明治大学教授にして頭脳明晰な齋藤孝先生も、著書で「パソコンは脳にはなり得ない」と説明しています。

そうです、大切なのはいろいろと発想したり、深く洞察することです。ツールを使いこなすことではありません。

最近の会社の若者は真面目にMicrosoft Teamsに会議録などをメモしてくれていますけど、そのメモも「充実した会議内容があってこそ」です。

(あっ、なんか私が会議内容を有意義に出来ていないと、自ら墓穴を掘った気がする)

ともかく、Surfaceがないと何も出来ないというのでは困ります。たしかに料理には味だけでなく見た目も大切ですけれども、まず私に必要なのは「電車の中ではキーボードを打つ手を止めて、ノートなどで思索を深める」ことでしょう。

ありがとうございます、齋藤先生。おかげ少し、自分を顧みることが出来たような気がします!

まとめ

冷静とは言えないかもしれませんけど、こうやって考えてみると「個人用にMicrosoft Surface欲しい病」は鎮まって来ました。

確かに今の私には、個人用としてSurfaceを購入する必要までは無いでしょう。

しかし ….. 今度は「iPhone 12 Pro Max欲しい病」に罹患してしまったような気がしないでもないです。

Mikan
Mikan
ホントに困った父親じゃ!

これはまた、別に対策方法を考えることにしましょう。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい